新宿柏木クラブは、選手たち及び保護者の皆様の食育に力を入れています。
理由は、人間の身体を形作るのは赤ちゃんから高校生ぐらいまでであり、特に小学生の間は健康な身体を作るための土台作りをする大切な時期となっているからです。この時期にバランスよくしっかりと食べること、調理の基礎を覚えることは、現時点での成長に役立つだけでなく、学んで身についた食の知識が、高校生や大学生、社会人になっても、健康に生きていく上で絶対に役に立つという信念が私にあるからです。
また、バレーボールという運動量の激しいスポーツをする小学生に、食事をしっかりと考えて食べさせることが、身長を伸ばしたり、けがをしない丈夫な身体を作ることにつながります。人間の身体は食品からとり入れる栄養素で成り立っているからです。食べない子ども、睡眠時間が短い子どもは身長を伸ばすことができません。
栄養素の基礎知識、バランスの良い食生活、日本の食文化、そして調理の基本(計量、むき方、切り方、調理の方法)、そして料理の材料である食品の知識について、しっかりと身に付けてもらいたいのです。(私自身、食生活に気をつけているからこそ、40年間ほぼ体重は変わらず、健康診断でも若干の高血糖以外はすべてオールクリアです)
そのため、新宿柏木クラブは毎年10月を「食育月間」としており、家庭料理検定公式ガイドブックを読み直し、その理解度を測るために11月に家庭料理検定を親子受験しています。
すでに、2018年から毎年団体受験をしており、2021年と2022年は団体受験での最高成績をとり、2年連続 「文部科学大臣賞」をいただきました!
2023年の11月にも親子60名で受験し、2024年にも受験予定をしています。
親子受験の良いところは、食材を買い、日常の食事の手配をしてくださる保護者自身が食の知識の復習となり、子どものため、そして自身を含めたご家族のために日ごろの食事を大切にしてくださるからです。基本的には、毎年保護者も子どもも5級(小学生程度)を受けております。
一度合格しても2年連続受験する、3年連続受験することで、確実にその知識が身につくからです。
文部科学省後援 家庭料理検定 皆様もぜひ団体受験をご検討ください。
「家庭料理検定」は、管理栄養士養成のパイオニアである女子栄養大学を併設する学校法人香川栄養学園が実施運営しています。文部科学省後援の検定試験である「家庭料理検定」は、食育を推進する農林水産省、厚生労働省をはじめ、全国連合小学校長会、全日本中学校長会、全国学校栄養士協議会、日本PTA全国協議会が後援している公の資格です。ぜひ皆様も興味を持って調べてみてください。
【早寝早起き朝ごはん運動の促進】
新宿柏木クラブは、「早寝早起き朝ごはん運動」全国協議会の推進会員として、その活動の主旨を理解し、年間6回行う強化研修会などにおきましても、参加する小学生、その保護者の方に向けて「早寝早起き、朝ごはん」の大切さを訴えております。研修会に参加する多くの子どもたちに、その意味を理解させ、実践することの大切さを伝えております。